TEAM関西2022年度 副代表の島根大学6年筧みなみです。
先日行われました第54回日本医学教育学会大会にて、
口演10 キャリア支援
「医学生における自己分析の必要性とワークショップの実践」と題して、TEAM関西から演題発表を行いました。
今年の3月に行った「自分をヒモトク勉強会」から生まれた疑問をもとに
キャリア形成の視点から医学生のアンメットニーズを取り上げました。
医学教育のプロフェッショナルが一堂に会する場で、たくさんのご意見を頂戴でき、大変勉強になりました。
温かく迎え入れてくださり、本当にありがとうございました。
■関西医科大学6年 千手孝太郎
私は当日、発表者として登壇させて頂きました。はじまりは、華々しいキャリアを歩まれる先生方の考えをなかなか自分に落とし込めないという悩みがきっかけでした。医師というレールが敷かれている中で、自分が歩みたいのはどういうものか、模索を続ける中で生まれたこのワークショップには、考え続けるべき内容が多く詰まっていると思います。
医学教育学会大会での演題発表は、我々にとって本当に大きな挑戦でした。しかし、自己分析が、多様化する社会の中で自分の望むキャリアを歩む為の手段の一つになりうるという確信があったからこそ、やり遂げることが出来ました。スタッフとして、医学生としてはもちろん、このワークショップのいちファンとして、医学教育学会大会という素晴らしい場に登壇させて頂いたことを心から誇りに思います。
私は、この学会発表がゴールだとは思っていません。より良い社会の実現の為に、医学分野からアプローチ出来ることを常に考え、行動に移していきたいです。その上で、今回の登壇は、教育から未来を考えていきたいと改めて思えた貴重な経験でした。お力添え頂きました多くの方々に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
■奈良県立医科大学5年 髙岸樹
私は当日、共同発表者として医学教育学会に参加させて頂きました。今回の発表内容は、自己分析のワークショップの結果から、医学生におけるキャリア教育の形式を模索するというものでした。私自身、自己分析を通して、自身の根底にある興味関心・医師像を探るきっかけを作ることが出来、その学びを医学教育プロフェッショナルである先生方の前で、発表という形で共有でき、反響を頂けたことは大変貴重な経験となりました。
TEAM関西の先輩方、山地先生と一緒に学会発表の作成に携われたことを大変光栄に思います。また、学会当日で多くの先生方や学生の皆さんと交流することが出来た事は、私にとって大きな刺激となりました。今回の経験を糧に、自身の学びをより多くの人へと発信出来るよう、努力を続けたいと思います。
抄録作成、構成、発表に至るまで、幹部・スタッフ全員での大きな挑戦でした。
「自分をヒモトク勉強会」を一緒につくってくださった山地翔太先生(Shota Yamaji )をはじめ、
今回の発表に際して多方面からお力添えをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
「大学では学ばないことを、大学の枠を超えて」
TEAM関西は自由に学ぶ場をこれからも創り続けます。
TEAM関西 2022年度幹部・スタッフ一同
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